販売従事登録というものを知っていますか?
販売従事登録というのは、登録販売者試験に合格した人達が、登録販売者として登録するものです。
いくら試験に合格しても、販売従事登録をしなければ登録販売者として働くことはできません。
サッチー
試験に合格したら少しでも早く手続きを済ませておきましょう。
目次
販売従事登録したらできること
では、具体的に販売従事登録をすると何が出来るのでしょうか?
まず、販売従事登録をしても、まだ実務経験がないという場合は、医薬品販売店舗での販売が主な仕事先となります。
例えば、ドラッグストアやコンビニなどでの仕事となります。第一類医薬品の販売、ならびに相談などの業務が出来るようになります。
販売従事登録に必要なもの
では、具体的に登録販売者従事登録をするには、何を用意したら良いのでしょうか?
- 販売従事登録申請書
- 申請者の診断書
- 住民票の写しなど
- 登録販売者試験合格通知書
- 申請手数料
サッチー
ここからは大阪府の場合で説明しますが、どの都道府県でも内容は同じです。
販売従事登録申請書
販売従事登録申請書は各都道府県の保健所、もしくはHP上からダウンロードすることが可能です。
各都道府県のHPからダウンロードすることが可能ですが、ページが複雑でなかなかたどり着けないと思いますので、ネットから「〇〇(申請する都道府県)+販売従事登録申請書」で検索をかけて調べる方が手っ取り早いです。
ちなみに大阪府の場合は「コチラ」からダウンロードできます。
記入に困る項目は無いでしょう。
申請者の診断書
必要な書類の項目の中に、診断書とありますが、具体的には何を診断してもらうのでしょう。
登録者本人に、精神的な機能障害はないか、大麻や麻薬などの中毒患者ではないのかと、診断されたものです。
診断書は大きな病院でも構いませんし、個人的に普段から掛かり付けとしている病院で書いてもらう事も可能です。
病院の受付で、診断書を書いて欲しい事を伝えましょう。
サッチー
登録するときから遡って3ヵ月以内の診断書が必要になります。
住民票の写しなど
- 申請者の
- 戸籍謄本
- 戸籍抄本
- 戸籍記載事項証明書
- 本籍の記載のある住民票の写し
- 本籍の記載のある住民票記載事項証明書
のうちいずれか(発行後6か月以内のもの)
登録販売者試験合格通知書
登録販売者試験に合格者した方は合格証が必要になります。コピーではなく原本が必要になるので注意して下さい。
なお、使用関係を示す書類、個人で許可を受けている場合には、許可証の写しも必要です。
登録手数料
登録手数料は7,100円になります。
現金ではなくて収入証紙になりますので、事前に登録する都道府県の金融機関等で購入して下さい。
届け場所
書類の届け先は、各都道府県の保健所となります。
勤務する医薬品販売業を管轄する保健所に届けるのが、望ましいです。
1度に複数の場所での登録は出来ませんの注意して下さい。
販売従事登録ができたら
販売従事登録が完了し、実務経験を2年以上行ったとしたら、実務(業務)従事証明書を申請しましょう。
この実務(業務)実務証明書を申請して、証明書を受け取って、やっと一人前の登録販売者です。今までよりも、もっと幅広い勤務先を選ぶ事も出来ます。
それまでは、時には外部研修を受ける必要があります。
これは、登録販売者が厚生労働省からの、「登録販売業者の資質の向上のための外部研修に関するガイドライン」によって、年に一回は外部での研修を必要としています。
内容としては様々で、医薬品に関する事や、人体の事、一般用のようの医薬品の安全性などを学びます。
販売従事登録が出来るのは、難しい試験をクリアしてきた人達のみです。そして、全ての手続きが終わったら、思う存分、その実力を発揮しましょう。
これからの時代、ますますドラッグストアは増えていきますし、コンビニなどで医薬品を扱う事も、当たり前となるでしょう。
サッチー
販売従事登録をしっかり行っておけば、働く場所も広がります。!!
- たのまなの登録販売者講座(私も受講!とにかく安くテキストも充実)
- ユーキャンの登録販売者講座(テキストは図解が多く初学者にもお勧め)
- LECの登録販売者講座(DVDやWEB学習に力を入れている)
登録販売者の勉強は独学でも可能ですが、通信講座を利用すれば手軽に効率よく学習することができます。通学に比べると料金も安いので経済的です。