このサイトはこれから初めて登録販売者試験にチャレンジする方に向けた勉強応援サイトです。
登録販売者試験に合格!!自己紹介も含めて(^^)
サッチー
運転免許の学科を2回落ちた私でも52日の勉強期間で登録販売者試験に合格することができました!
実は、実は、実はこの度、登録販売者試験に合格しました!!ドンドンパフパフ!
って一緒に合格を分かち合う旦那はもちろん、彼氏も友人もいません。誰も褒めてくれません!!
なので、このサイトに全ての感情をぶつけます!!ってそんなことはどうでもいいので、早速ですが薬学知識ゼロの私が、52日間で登録販売者試験に合格したその勉強法を分かりやすく記載します。
どれぐらい勉強したのか?
このサイトを観覧している方が一番気になる点だと思いますので最初に書いておきます!!
私が試験までに勉強をした時間は
3時間×52日=156時間です。
私は薬学知識がゼロだったので、時間がかかった方だと思います。
もちろん日によって差はありますし、試験直前は集中的に時間を使いました。具体的には最初の一か月は1日1~2時間、そこから試験1週間前まで1日2~4時間、直前は1日5~8時間みっちり勉強しました。
旦那もいませんし、基本的に仕事と家の往復なので勉強時間もたっぷりという理由もあるんですけどね。
勉強時間は基本的には仕事から帰ってきてから、気が向いたら早起きをして行っていました。仕事が17時に終わり、そこから家に帰って晩御飯食べて、すぐ寝ることができる様に準備を整えて、だいたい21時ごろから3時間位行っていました。
休みの日は気分転換もかねて参考書類とともにカフェへ。おいしい物を食べながら勉強もしましたよ。
サッチー
通信講座などを利用すればもっと短い期間・時間で合格できると思います!!
まずは試験の基本情報から
試験は誰でも受験できる
2015年度試験より受験資格が撤廃され誰でも受験できるようになりました。
ただ、試験に合格して登録販売者販売従事登録をしなければ登録販売者として働くことができません。
試験範囲は大きく分けて5章
- 医薬品に共通する特性と基本的な知識
- 人体の働きと医薬品
- 主な医薬品とその作用
- 薬事関係法規・制度
- 医薬品の適正使用・安全対策
出題範囲については「〇〇〇」で詳しく解説しています。
合格基準は7割以上の正解がベース
- 合格基準は午前・午後の試験の合計点数を120点満点(1問1点です)総合得点が7割以上
- 各科目(全部で5科目)において科目得点が5割以上
この科目得点は地域や年度によって割合が異なることがあります。
登録販売者試験は「不得意科目」があると合格が難しくなる試験です。トータルで120点を超えたからといって、1つの章で科目得点の割合をクリアできていないと不合格です。
合格率は40%程
合格率は2017年度試験で43.5%です。これを高いと見るのか低いと見るのか判断が分かれるところですが、数ある国家資格の中でも受験資格が無い中で考えると合格率は高いです。
サッチー
国家資格の合格率については「資格の門(国家資格一覧)」が分かりやすいです。
試験日は8月中旬~12月中旬
登録販売者試験を受験する上で注意しなければいけないのが、受験する地域により試験日が異なることです。
概ね8月中旬~12月中旬になります。
試験日や申込み期間については「〇〇〇」で詳しく解説しています。
実際にどのように勉強して合格することができたのか
ここからが本題です。
各出題範囲の勉強法について書いていきますね。
医薬品に共通する特性と基本的な知識の勉強法
全ての章に言えることですが、まずはきちんと参考書を「読む」ことです。
この章は比較的常識的なことが書かれています。逆をいえば、点数を落としにくいところなので適当に流してはいけません。私は薬学知識がないので「医薬品とはこういうものである」とまとめてくれている章のためきちんと読みましたが、薬事の知識があると流しがちになる章だと思います。
参考書は太文字の部分は試験に問われるところが多いのでノートに書きだしました。医薬品のリスク評価・副作用・小児の年齢区分・高齢者への配慮・プラセボ効果・薬害の歴史など短い章ながらも覚える部分は多いです。ただ薬の成分の様に覚えにくい言葉の羅列ではありません。
薬害については、歴史はもちろんどういう薬で、どういう副作用に苦しんでしまったのか、その後対策としては何がなされたのかをきちんと押さえてください。
私が一番覚えにくかったのが医薬品のリスク評価でした。「GLP」や「GCP」など、英語の機関名と日本語の意味がなかなかつながらず、自分なりに語呂合わせをつくり、早いうちから向き合っても忘れてしまうと思ったので、試験直前に頭に叩き込みました。
他の章を勉強するうちについつい後回しになりがちな章ですが、定期的に読むだけでもいいので振り返っていくと自然と頭に入ることが多いです。
人体の働きと医薬品の勉強法
人体の働きについては学生のころ学んだことがあると思いますが、より深く詳しく勉強する必要があります。
人体の機能の働きは全てつながっているので、一つひとつの臓器の働きを丸暗記するのではなく、図に書いたり、頭の中でそれぞれの臓器の働きを組み立てたり臓器同士の関係性をからめながら覚えていくと頭に入ってきやすいです。
そして咽頭や喉頭などごちゃごちゃになりやすい部分は参考書をよみながら、自分自身の部位を触ったりして印象づけて覚えていきました。読み進めていくと覚えにくい臓器が出てくると思います。覚えにくい臓器からは絶対に逃げないことです。何度も読むうちに頭に入ってきます。
後半の薬の働く仕組みや副作用は知らないことだらけでした。薬の働く仕組みは何度も読んでいると少しずつ言いたいことが分かってきます。人体の働きの様に記憶に残りやすい名称等が少ないですが試験で問われることが多いです。定期的に振り返りが必要です。
副作用についてはこんなに症状の種類があることに驚きました。症状のすみわけ、即時型なのか時間がたってから(具合的にどれくらいの期間を要するか)発症するものなのかをきっちり理解する必要があります。
比較的覚えやすいと思いますが、細かい部分まで把握していないと点を落とします。(私は1点落としました)
主な医薬品とその作用の勉強法
登録販売者試験での一番の鬼門はこの章です。
みなさん同じだと思います。どの様に勉強していったらいいのか悩む位のページ数です。まずは片っ端からノートにまとめました。この時点では成分名を覚えることはほぼできません。「医薬品ってこんなに種類があるものなのだな」って思う位でした。
そこからページを分けて何度も読んだり、性質ごとに成分名だけを書き出しまとめたり(例:抗ヒスタミン成分は〇〇、●●など)していきました。自分の中で成分名と働きを丸暗記するというよりかは身近に感じることができるものにするという気持ちでとりくみました。
医薬品の中に生薬と漢方処方製剤があります。これに関しては最初から覚えていくことはしませんでした。今から覚えても忘れてしまうと思ったのと漢方系で苦戦する時間を考えたら、カタカナ文字の成分を一個でも身近にする方が点を取れると考えたので試験の2週間くらい前から集中して覚えていきました。
この章に関しては最初から丸暗記をしようと思わないことです。必ずつまずきます。そして諦めてしまいます。
個人的には長い成分名を暗記ですらすら言える様になる必要もないと考えています。成分名を見たときに「この働きだった気がする」「こんな雰囲気の名前だったきがする」まずはそれでOKです。
そこから過去問をたくさん解いていって自分のものにしていく…そういうスタンスで臨んでいくことおすすめします。
薬事関係法規・制度の勉強法
予想以上にややこしいのがこちらの章です。理由は「答えにいきつくまでの文章が長い!」のです。全章の中で一番じっくり読みました。法律だからなのか読んでいるうちに何をいいたいのかわからなくなってきます。逃げずにしっかり読み込みながら、ノートにまとめました。
読み進めていくと、大きく医薬品の定義・医薬品の種類・販売形態の種類(薬局や店舗販売業等)・医薬品販売に関する法令に分かれるかと思います。
普段購入者の身からすると薬事の法律は全くの無関係だったので、おこなっていいこと、だめなこと、定義など読めば読むほど新しいことずくめです。成分の様に語呂合わせで覚えることができる分野でもないので、真正面から丁寧に向き合いました。
そしてひっかけが多いのも特徴的です。過去問を解いていくと年数をひっかけていたり、「卸売販売業」なのに「卸売業者」と書いていたり、「都道府県知事等」と「都道府県知事」の違い、医薬品を製造販売等するうえで必要な「承認」「許可」「届出」、この文言を混ぜて問題をだしていたり、過去問を解いてもひっかけが巧妙すぎて最初はどこを間違ったのかわからない状態でした。
流し読みは非常に危険な章です。
一文字ずつきちんと理解して進めていくことをお勧めします。内容を理解して上記のようなひっかけにつかまらなければ点はとれます。ページ数は決して多くないので丁寧に勉強しても間に合います。
医薬品の適正使用・安全対策の勉強法
ご自宅に市販薬はありませんか?もしあれば箱の中に添付文書がはいっていませんか?
この章に関しては、実際の添付文書と照らし合わせながら勉強していくと頭に入りやすいです。いかに普段自分が添付文書をないがしろにしていたかという事が分かります。
添付文書については難しくありません。ただ、文書の中の「してはいけないこと」という項目については覚えることが多岐にわたります。
私が持っている参考書には別表で11ページもの量で記載されています。
具体的には幼児や妊婦が服用してはいけないもの、次の診断を受けた人は使用しないこと等それに該当する成分や理由を覚える必要があります。
主な医薬品とその作用の章をきちんと暗記できているならば、簡単なことなのかもしれませんが、成分の種類が多すぎて覚えきれないので、私は試験の数週間前から毎日11ページを読むことにしました。読んで少しでも記憶にひっかかればという狙いです。
その他に副作用の救済方法や副作用の給付金、過去に発生した医薬品の副作用の内容等が紹介されていますが、ここは読み込むだけで覚えることができました。
この章はあまり勉強しなくても常識の範囲内で解くことができるとネットで見たことがありますが、個人的には決してそうではなく他の4章分をきちんと理解しているからこそ、解ける章だと思いました。
実際に勉強で使用したテキスト
サッチー
私がお世話になった参考書+問題集たちです。(使用感丸出しですいません・・・)
7日間でうかる!登録販売者テキスト&問題集2016年度版
よく見ていただくとお分かりかと思いますが、こちらは2016年度版です。私は2016年に一度受けようと思い購入しましたが挫折しています。「7日間で受かる」というキャッチフレーズにひかれて購入しました。
実際は7日間では無理です。(笑)そして個人的には少し使いにくくカバーも破れてしまい無くしてしまいました。
中身は見せることができませんが、要点がまとめられています。この7日間シリーズは毎年最新号がでているようです。試験会場で持っている方をよく見かけました。
登録販売者試験テキスト&要点整理 平成30年3月対応
本腰を入れようと思って購入したのがこちらです。
購入した理由は「厚生労働省「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)に準拠」と書かれており、内容的にも一番信頼できたからです。価格は3,200円+税。参考書の中では金額が高い部類に入ると思います。
全国登録販売者試験過去問正解 平成30年3月対応
問題集です。
こちらは先ほどの3,200円の参考書とセットで販売されているものの1つで平成29年度の全国も過去問題が全て掲載されています。
超重要!18年度版登録販売者過去問題集
こちらは重要な問題だけを抜粋した問題集。比較的優しい問題が多く、全章で400問位ありましたが、1日で解くことができました。こちらもカバーが破れてしまいありません(笑)
参考記事 登録販売者試験のテキスト一覧
テキスト選びで重要なこと
- テキストは最新版を必ず購入する
- 厚生労働省「試験問題の関する手引き」に準拠したテキストを探す
- 新出題範囲が別ページでまとめられているテキストを購入する
- より詳しく説明が記載されているテキストを探す
- 生薬名がカタカナと漢字で書かれているテキストを選ぶ
- 安いテキストは買わない
- 大きめの参考書を購入する
- 要点をまとめた系の参考書、購入するのはよく考えて
- 問題集は過去問+比較優しい問題集を購入する
サッチー
各項目の詳しい説明は「登録販売者試験のテキスト選びで重要だと感じたこと」で解説しています。
独学での取得が厳しいなら通信講座
登録販売者試験は暗記問題ばかりなので、基本的に独学でも十分合格できる難易度です。
ただ、試験範囲が広くテキストだけではやはり効率が悪い部分もあるので、短期間で合格したい!確実に合格したい!楽して合格したい!という方には通信講座の受講をお勧めします
私は完全独学で合格したので、通信講座についての説明は、通信講座のスペシャリストであり助手のめぐにバトンタッチします!
めぐ
通信講座に関しては、受講経験のある私が書いていきますね!
- 登録販売者の通信講座ランキングTOP5を発表(一番人気の記事)
- たのまなの通信講座「登録販売者合格講座」を受講してみた感想と評判
- ユーキャンの登録販売者講座
- LECの登録販売者試験対策講座
合格したら何ができるのか?
登録販売者試験に合格して各都道府県で「登録販売者販売従事登録」することで登録販売者として業務を行うことができます。
就職先としては、ドラッグストアなど医療品を取り扱うことができる小売店になります。
サッチー
登録販売者のお仕事については、某ドラッグストアで現役バリバリ主任として活躍している、助手の七戸にバトンタッチします。
七戸
登録販売者のお仕事に関しては10年以上仕事をしている私にお任せあれ!!
- ドラッグストアで働く登録販売者の一日の流れ!その実態
- 登録販売者の仕事で大変な所
- 登録販売者の仕事先!活躍できる場所
- 登録販売者の収入