登録販売者の通信講座ランキングを見る

登録販売者試験「都道府県別の合格率・受験者数」受かりやすい県は?

受験地別の合格率

これから登録販売者試験にチャレンジする方にとってどれぐらいの方が受験していてどれぐらいの合格率なのかって気になりますよね。

特に合格率は試験の難易度を図る材料として最も分かりやすい数値になるので、受験勉強する前にある程度把握しておいた方がいいです。

https://shikakunobenkyo.com/tourokuhanbai/wp-content/uploads/2020/04/女キャラ2(普通).png

サッチー

今回は、登録販売者試験の合格率と受験者数、各都道府県別の合格率をまとめてみましたので、参考にしてください。

全国の受験者数・合格率

時期受験者数合格率
2018年
2017年61,126人43.5%
2016年53,346人43.7%
2015年49,864人45.9%
2014年31,362人43.5%
2013年28,527人46.9%

受験者数は年々増加

2017年度試験の受験者数は約6万人です。

2015年度試験から受験資格が廃止になったことにより、2014年度に比べて受験者数が1.6倍も増えています。

その後も2016年、2017年と受験数が年々増加していることから今注目の資格であることは間違いありません。

合格率はほぼ一定

誰でも受験できることになり、薬学知識の無い受験者が増えるので自ずと合格率も下がるのかな~と思いましたが、意外にも合格率の変化はありませんね。

試験の難易度も年度によって大きな大差はありませんので、薬学未経験の受験者もキチンと対策をして試験に臨んでいる傾向が強いということが分かります。

受験する会場はどこでもOK

登録販売者試験のエリア
  • 北海道・東北
  • 関東
  • 甲信越・北陸
  • 東海
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州・沖縄

更に各都道府県でそれぞれ受験会場があり、受験者はどの会場でも受験することが可能です。

試験日が違えば併願も可能

各都道府県で受験日が異なりますので、試験日が違えば併願受験することも可能です。(同エリア内であれば同じ受験日になっていることが多いですが)

但し、試験間隔が「8月中旬~12月中旬」と狭いので、不合格だったから違う会場を受験するということはできません。

受験料も1万円以上と決して安くはありませんので、どうしても今年合格したい!とか経済的に余裕のある方以外は併願受験することは現実的ではありませんね。

都道府県により試験問題が異なる

登録販売者試験の一つの特徴として、都道府県(エリア)により試験問題が異なるということです。

https://shikakunobenkyo.com/tourokuhanbai/wp-content/uploads/2020/04/女キャラ2(普通).png

サッチー

どちらも2017年度試験の問題ですが、試験問題が異なることが分かります。

都道府県別の合格率

では、各都道府県により合格率がどれぐらい異なるのかを見ていきましょう。

合格率ベスト5【2018年度試験】

  1. 北海道:58.65%
  2. 宮城県:56.60%
  3. 福岡県:54.39%
  4. 山形県:52.79%
  5. 奈良県:51.70%

合格率ベスト5【2014年~18年度試験の平均】

  1. 北海道:58.92%
  2. 宮城:56.96%
  3. 岩手:56.14%
  4. 秋田:55.19%
  5. 山形:54.38%

合格率ワースト5【2018年度試験】

  1. 福井県:19.45%
  2. 岡山県:28.41%
  3. 鳥取県:28.51%
  4. 滋賀県:29.30%
  5. 島根県:30.57%

合格率ワースト5【2014年~18年度試験の平均】

  1. 鳥取県:28.59%
  2. 高知県:31.38%
  3. 島根県:32.03%
  4. 鹿児島県:33.32%
  5. 佐賀県:34.12%
地域2018年度過去5年平均
北海道58.65% (1位)58.92% (1位)
青森49.77% (10位)51.03% (10位)
岩手50.59% (7位)56.14% (3位)
宮城56.60% (2位)56.96% (2位)
秋田48.97% (11位)55.19% (4位)
山形52.79% (4位)54.38% (5位)
福島47.48% (14位)51.87% (8位)
茨城37.29% (26位)41.20% (18位)
栃木35.61% (33位)38.22% (30位)
群馬35.97% (32位)40.99% (19位)
埼玉31.98% (40位)34.21% (42位)
千葉36.04% (30位)36.12% (35位)
東京35.37% (35位)39.79% (25位)
神奈川39.42% (22位)40.76% (23位)
新潟41.76% (21位)39.98% (24位)
富山35.48% (34位)45.46% (16位)
石川34.61% (37位)43.13% (17位)
福井19.45% (47位)37.03% (32位)
山梨36.88% (28位)37.89% (31位)
長野37.51% (25位)38.22% (29位)
岐阜37.19% (27位)47.98% (14位)
静岡47.37% (15位)53.38% (6位)
愛知41.95% (20位)51.11% (9位)
三重44.19% (17位)50.21% (11位)
滋賀29.30% (44位)40.86% (21位)
京都38.55% (24位)46.50% (15位)
大阪48.38% (13位)49.32% (12位)
兵庫36.19% (29位)48.85% (13位)
奈良51.70% (5位)52.37% (7位)
和歌山30.85% (41位)40.78% (22位)
鳥取28.51% (45位)28.59% (47位)
島根30.57% (43位)32.03% (45位)
岡山28.41% (46位)34.71% (38位)
広島34.37% (38位)38.68% (28位)
山口30.58% (42位)34.43% (40位)
徳島32.49% (39位)36.74% (33位)
香川38.72% (23位)38.95% (27位)
愛媛35.98% (31位)34.55% (39位)
高知34.69% (36位)31.38% (46位)
福岡54.39% (3位)40.89% (20位)
佐賀51.56% (6位)34.12% (43位)
長崎49.80% (9位)35.03% (37位)
熊本50.52% (8位)36.55% (34位)
大分47.24% (16位)39.18% (26位)
宮崎48.54% (12位)34.30% (41位)
鹿児島42.52% (19位)33.32% (44位)
沖縄43.22% (18位)35.65% (36位)

受験地によって受かりやすい県はあるのか?

皆さん気になるところですよね。

合格率だけ見れば、「北海道・東北」が高く「中国」「九州」が低い傾向にあります。

過去問を見ましたが、正直なところ難易度的にそんなに変わらないのでは・・・と思いますが、合格率が2018年度だけではなく過去5年の統計でも倍近く違うので、ただ単に個々の能力差という訳ではないのでは?とも思います。

厚生労働省が公表している「試験問題作成に関する手引き」は当然ながら全国で統一されているので、各都道府県(エリア)で極端に難易度が違うといったことはあり得ませんがね。

ちなみに2018年度試験の手引きは「こちら」です。

もし少しでも合格する確率をアップさせたいのであれば北海道・東北エリアで受験することを考えてみてはいかがでしょう。

https://shikakunobenkyo.com/tourokuhanbai/wp-content/uploads/2020/04/女キャラ2(泣き).png

サッチー

福井の合格率が2018年度で19.45%とずば抜けて低いですが、その理由は不明です。

登録販売者試験のお勧め通信講座

登録販売者の勉強は独学でも可能ですが、通信講座を利用すれば手軽に効率よく学習することができます。通学に比べると料金も安いので経済的です。

参考記事 登録販売者の通信講座ランキングTOP5を発表

関連記事